ねるとんパーティへ行こう!


土曜日TELがなる、このまえのY君からである
「パーティいかねぇ?」
なにそれ?
「ねるとんみたいな奴なんだけど・・・」
いいぜ
軽くOKしてしまったが、パーティなんぞ初体験。心がときめく
現代ではカップリングパーティと呼ばれているもので
これは、あの「ねるとん」を思い出してもらうのがイチバン
カップリングパーティーなんて呼んでる人たちもいるので、だいたいはお分かりでしょう
簡単に言うと、集まった男女がしゃべったり、ゲームをしたりしながら、自分の意中の人を見つけて告白
みごと2人の気持ちがぴったり合えば、カップル成立って訳。
でもまあ、一人で行くのもちょっと何なんで(いきなし弱気)、日々頭の中がピンク色に染まりきっている
ここで人物紹介

 ・まぁ知る人ぞ知る
Y君
 ・20代前半、渋く落ち着いた人。色白で、常に品のいいコーディネイトのため、妙な印象を相手に与える。
 ・全盛期のモテぶりは他を圧倒。いいひと止まり
 ・子豚

赤紙を発令し色々誘ったが都合と重なりアウトとなり2人で夜の町にくり出した(18時)

「みんなは一人のために!一人はみんなのために!」

とワケの分からぬ号令をかけ、都内某所の会場へ乗り込んだ

会場に入ると、男・女ともたった数人しかいなく、
「こんなんでパーティやるんだったら、家帰って2ショットチャットで女説いたほうが・・・?」と思わず帰りそうになった
しかし15分ほど経つと、人が徐々に集まり始めた
結局、男:25、女:15という人数がつどった。
まぁざっと2倍だわさ

・・・が周りを見渡すとそこには

レヴェル高けぇぇぇ〜

超イカしているニーちゃんが多いではないか・・・
むぅ、一番人気でハーレムを想像していた俺にとってこれは目もかすむ思いである
思わず、「頼むから帰ってくれ」って千円渡して一人一人説得して回ろうかと思ったぐらいだ
Y君に至っては「場違い?」と云うしかない
かなりブルーになる2人
しかし、ここで引き下がるわけには行かない!
女の子を遠目で確認し仙豆を食べたようにヤル気復活!「フリーザ、おめえだけは許さねえ!」

そこで私は、この敗色ムードを打開すべく、脳髄フル回転で幾つかの策を練った

 ・「うち、山3つ持っててさあ。あと都内にビル何軒かあるんだよね。自宅は港区でベンツ3台」と資産家の御曹司のフリをする
 ・「昨日もサラ回しててさあ、フィーバーでクールでチェキラなんだよね」と売れっ子DJに成りきる
 ・「君さあ、もう少しウェービングでスタイリングして、ドライカットの方がイケてるよ。俺ってアクアでマエストロ」とカリスマ美容師を装う
 ・「アタック・チャ〜〜ンス」と腹から声を出し、児島清と思わせる
 ・夫のケガをガン保険でまかない、柳葉敏郎だと勘違いさせる

はい、却下・・・
自分のプロフィールは「○○○○ 国立市 公務員 ドライブ」ち書いてしまっているのだ
とりあえず、テンションをMAXにして目立つだけ目立とう
そう方針を固めると、程なくしてパーティは始まった

まずは「自己紹介タイム」である

これは、フォークダンスと同じ要領で男と女が対面し、それぞれ自己紹介を行なうというもの
男が、輪になって外側を向いて立っている女を一人一人廻り、全ての女に自己紹介をしてゆく。一回の時間はたった1分
で、終わると、7人の気に入った異性の番号をシートに書いて、主催者側に提出する
主催者はそれを集計し、「あなたを意識しているのは以下の方たちです」てな具合に1枚の紙にまとめ、それぞれの参加者に手渡す
第一印象で誰が自分のことを意識しているのかが分かるのである

「勝負所センサー」がピコピコと作動し始めた
やっぱりまずは第一印象+30秒の会話がすべて!
ここで如何に女の子に気に入られるかが勝負の分かれ目になる!
ここで私の番号を書いてくれた女の子を、フリータイムで攻めることになるから、ここで気に入ってもらわねば今後やることが無くなるのである
そんなミジメな男になりたくない!甘い夜を迎えるのだ!(アホ)

というわけで自己紹介タイムが始まった
私は新庄剛ばりのアピール!&チェックを開始する

タカさ〜ん、チェック!!!

「こんばんわー13番(俺の番号)のlyraでーす。国立市に住んでます。趣味はドライブ、スノボーとかで・・・」
こんなことを30人近くの女の子に繰り返しおこなった
はっきり言って1分は短い!
速攻終わる
もし行くなら一分の練習はかなり必要
マジで短いと思った

その場で得られた女性からの評価は、
「声がステキ」
「カッコいいです」
「若い」

とりあえず、俺がチェックを入れたのは
11,12,13,14。14番は長谷川涼子にで好印象話しやすい
11番がたぶんフェイス最高ちょっと堅いかも
うむ

年齢的には30〜20代がほとんどでだいたい20代後半の女性は相手にしなかった
20とかいたけどちょっと反則っぽい

集計が始まったみたいだ
これで第一印象の子が分かる
アタック開始の瞬間である
とりあえず、カードの裏に書かれているナンバー中心にアタックをしようとこころみる

そしてカードが返ってきた
と同時に怒濤のフリータイムスタート!

勝負所の自己紹介タイムにおいて、「スーパーサイヤ人3」ばりの無理なパワーを駆使した私は、はっきり言って勝ち誇った気分で一杯だった
以下のような当選確定後の選挙候補者みたいな感じである

「報道陣の方、筆はこの角度でいいっすかね?ダルマこの位置でOK?デカい目玉書きますよ〜。ちょっとそこのカメラさん、もっとアップで撮ってよ、アップで。おれ当選確実なんだよ。当選確実。目線はこんな感じでいいかな?もっとニヒルな感じにしようか?だから、アップで頼むよ、アップで」

もはや「甘い夜」が確定したようなアンバイである
程なくして、主催者側が集計したカードが配られた

このカードには、先の自己紹介タイムで自分のことを気に入ってくれた女の子の番号が書かれてある
私は、完全に余裕の面持ちで渡されたカードを眺めた

◆◇◆◇◆◇◆No 13 男性宛カード◆◇◆◇◆◇◆
あなたとお話がしてみたい女性は次のNoの人です。
10,<11>,12,13,<14>,25
< >で囲んであるNoはあなたを本命指名してくれた人です。

おおお、やったぜ?本命じゃん、一番人気です
ハッピー
僕はおもむろにY君のカードをのぞき見した

無印(剛泣

まさに、無印良品で買ったカードのように真っ白だった
う!見ては行けない物を見てしまった
彼ははもう、この場から退出したかっただろう
郷里に帰ってチャボの世話でもしようと思ったに違いない
今すぐにでも、「新幹線博多まで片道、学割で。ああ、タバコは吸いません」と「みどりの窓口」のおっさんに言いたい気分に違いない
間違いない

スタッフのニーチャン(ガン黒、茶髪、ホストにしか見えない)の高い声が会場に響いた

「さあ、皆さーん!カード見て、どの相手を狙うか決まりましたかー?!目移りしちゃいますねー!たくさん候補がいるかと思うけど、早く決めてねー!」
「ここで男性一番人気を紹介しちゃいまーす」

もう俺だろ?俺は半分腰を上げた瞬間

「一番人気は18番の○○さん!でーす」
「女性の一番人気は、11番の○○さーん!」

え?
そこから5分空気椅子をするはめになる、どよーん
スタッフの「それではフリータイム、スッタートォ!」の号令の下、否応無しにフリータイムは始まった

フリータイムは全部で計3回行なわれる。1回の時間は10分ぐらい
イスに座った女の子たちに、男が突っ込むというシステムだ
一般のフリータイムのイメージとほとんど変わらないであろう
この後が告白タイムである。

Y君は開始と同時に猛ダッシュ!チーターなみのダッシュを見せ14と2ショットに!
やるな!他もどんどんアタックしている
とりあえず、テーブルでデブとケーキを食べる僕がそこにはいた・・・
どうしようか・・・
周りの男たちが次々と目当ての女の子へ向かって行くのを横目に、私は途方にくれていた

はっきりってこれはなれてないと、どうしようもない
まじでもたつく
スタッフが「男性同士でしゃべらないでくださーい」と無情にも声をかけられる
くそ、スタッフをPKしたいと思う
乱入なんて俺には出来ねぇ
しかーし、ここで引き下がるわけにはいけねぇ!
燃えるんだ、コスモ(小宇宙)を燃やせー
11番にターゲットを絞り「隣いいですか?」
と強引に入るオレ

第一ラウンドのゴングが鳴り響いた

フリータイム突入

「ペ〜ガサス・ファンタジィ〜♪」と熱唱しながら
指名してくれた女性である11番のもとへ、飛び込んだ

11番の女性について簡単に説明しておく
名前はマリ
職業は会社人で、歳は25私、背は150cm半ばで少し小さめ、似ている有名人は強いて挙げるならば、モーニング娘。の矢口真理のデビュー時にしたような感じ、結構私の好みではある、当日は紺のカットソーにGパンというラフな格好

マリの横にさりげなく腰を下ろし、「さっきはどうも」と声を掛ける。
すると彼女は、
「あ、どうもー○○さんですよね?」
と、結構好意的に私を迎えてくれた、まずまずの滑り出しだ
しかも、ライバルが横入りする様子もない
これはイケる!まさに、「ナゥ・ゲット・ア・チャンス!」(@伊東四朗)って感じである
私は心の中で「ニン!」とほくそえんだ

彼女のカワイイ笑顔を前に、私は思わず、

「さっきの、アレクサンドロス・ポチョムキン・3世です。よろしく、スパシーボ、ボルシーチ。」
とロシア風自己紹介ギャグをかました
が、彼女は虚ろな目で遠くを見つめてしまった(アホ)

すみません半分以上ウソです

はっきりいって一回目のフリータイムは何をしゃべったのか覚えていない
緊張していたのだろうか?
Y君とハイテンションになっていたのは覚えている

Y君は14番と話している、おもしろそうだ

一回目のフリータイムが終わり
作戦タイム
Y君と情報を交換する
とりあえず11番は堅いと思った
そして14番にアタック開始

14番の女性について簡単に説明しておく
名前は京子
職業は会社人で、歳は25私、背は160cm半ばで、似ている有名人は強いて挙げるならば、長谷川京子、好みではある、当日はセーターにミニスカっぽい格好、結構ケバイ

14番は話しやすい、結構好印象だ
となりにデブがやってくる、ケーキをエスコートまではよかった
次の瞬間、デブのフォークが彼女のケーキを襲撃
彼女のケーキを食べている
おぃ・・・
彼女は「やめてください!」とはっきりと言ってデブ傷心

やつおもしろすぎです
とりあえず自分の得意な車の話とかに持っていく
まぁ手応え有りと言ったところだ

3回目のフリータイム
Y君と作戦タイム
どうも11番は堅くないらしい、オレだからか?
Y君は年上好きで14番にメロメロっぽい
はっ!ここは一人に集中した方がよくないか?
ここは、ペガサス流星拳よりペガサス水星拳だぁー
とゆうことで、堅い意志の物つどった2人
椅子をとなりから奪ってきて強引に2ショットにもっていく
14番は人気があり6v1になっている、Y君がんばれ
なんか山手線ゲームをやっているみたいだ
なんでやねん(笑)

とりあえず、11番と無理矢理会話を持ち込む
こんどは車の話題で話をかっさらった
手応え有り!

スタッフの「さあ〜、いよいよ告白タイムで〜す!」という甲高い声が、私の頭上を飛び越えた

Y君はかぐや姫の「神田川」が幻聴で聞こえるほど、打ちひしがれていた
私は、手応え充分って感じで、ビックカメラのCMに出てくるハチマキをしたオッサンばりに、握りこぶしを固めている

一応告白カードは書かなければ行けないので書いた
11番である、当然だ、Y君はかすかな望みをたくし14番へ

少し間を置き、いよいよカップル発表である。甘〜い音楽が会場に鳴り響く

今日のカップリングは14組らしい

「まずは一番はじめのカップル14番の彼女の相手はー・・・・
18番の彼になりましたー
おめでとー」

Y君撃沈!(剛泣

南無・・・
チーン、合掌

どうやら一番人気は一番最後のようだ
最後はなんと11番
「最後は彼女の方から言っていただきましょうー」
まじかよ?





「えっと、13番の○○さん」


このあとはあえて言うまい
帰りY君は背中が重かった、また今度いけばいいさ
女は星の数ほどいるさ



結果


矢口真理似のかわいい女の子とカップルになりました

とりあえず、おもしろかった
つか彼女なんて簡単に作れるね?
とりあえず、また行こうと心に決める私がそこにいた


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